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担任の先生から電話・・・まるで高機能
 先週 担任の先生からお電話がありました。

プチ子のせいで、クラスの男の子たちが怒っているというお話です。

先生は、とくにプチ子を非難されるという訳ではなく、あくまでも事実を報告してくれて、プチ子の振る舞いを聞いた私と一緒に笑ってしまうというような、和やかな電話なのですが。


最近のプチ子は、おしゃべりも達者になってきただけに、クラスでも、特に男の子には生意気を言ってトラブルになっているそうなんです。

女の子には、生意気を言ってないようなのですが、(そのへんの空気を読めているのは、さすがプチ子らしくて安心しましたが)、
男の子達がプチ子に優しくすると、だんだん頭に乗って威張った態度になってしまい、
何か間違った事を男の子が優しく注意しても、「なに!」と逆ギレしているそうです・・・

それから、朝、「プチ子、おはよう!」と男の子がせっかく声をかけてくれても、
「呼び捨て、しないで!」と怒って男の子の頭をパンと叩いてしまったそうです。(おそらく、プチ子的には“ノリ・ツッコミ”のつもりだったのでしょうけど、たぶん言い方のキツさ等が適切じゃなかったのでしょうね)

そのくせ、男の子に向かっては、「鈴木!(仮名)」と呼び捨てにして呼んでみては、
相手が「何?」と振り向くと、決まって「何でもない」と言うそうなので、嫌がられているそうです。
(これについては、先生が言うには、クラスの女子が「鈴木!掃除さぼらないでー」とか言う時に呼び捨てにしているのを聞いて、自分も言ってみたくなったんじゃないか? と分析されて笑っておられましたが)

あと、近くの席の男の子に「あれ?百点じゃないんだ〜。プチ子、百点だったよ!」と言ってしまい、すごく傷つけたそうです。(漢字の小テストか何か。ちゃんとしたテストでは、そんな点とれません)
その子には、先生の方で、「プチ子ちゃんは、今までずっと出来なかったのに、一学期からの努力の積み重ねで、頑張って百点とれるようになったから、ずっと出来ていた周りの皆が自分より出来ていないなんて驚いたんだよ」と、フォローしてくださって、事なきを得たようですが。

最後は、家でもここ数週間マイブームになっている、人の真似。
「こら、プチ子!片付けなさい!」と言うと、「こら、プチ子、片付けなさい!」と嬉しそうに真似て、たいてい言ってるうちに自分でも可笑しくて笑い出してるのですが、学校でも、これをやって男の子達をイライラさせているそうです。


先生には、家でも注意していくし、学校でもシャドーを通して止めさせるように指導していく、とお伝えし、先生のほうも、シャドーを通じての療育的な指導に期待を寄せられて、電話をお切りになりました。
あくまでも和やかな電話であり、親を非難する口調ではないので、私も笑っていられるのですが・・・

それにしても、一つ一つの問題行動が、これまでのプチ子の知能の遅れによる問題と違って、はるかに些細な問題に思えてしょうがないのは私だけ?

まるで、高機能のお子さんの悩み事みたいじゃあないですか。

夢にまで見た高機能・・・
知的障害のある子供を持つ身にしてみれば、“場にそぐわない言動で物議をかもし出す”とか言う事自体が出来ずにいたので、それすら高度な悩み事に思えました。
言葉が出ない頃には、お友達とコミュニケーションでぶつかる以前に、仲間として見なされてないので、誰も話しかけてもこないし、誰とも関わらずに一日を終えていましたから。(幼稚園時代)

小学校に入ってからも、話しかけられても、よほど親しい子以外には、萎縮しちゃって返事もできず。
ましてや、男の子には、何を話しかけられても、ほんの少し前(二学期ころ?)までは、応答できていなかった筈なんです。

幼稚園から苦節5年。ついに、プチ子は友達とコミュニケーションで揉める所まで来ました!

・・・て、喜ぶところじゃあないか・・・


ほんとは、通級の「情緒指導学級」に行かせて貰って、SSTでもやらせて貰えたら有り難いんだけど・・・
いかんせん、IQ足りないと通級には入れないからね。

ほんとの高機能じゃないと救いの手は差し伸べられない・・・

知的障害児は固定の支援級に行けって言われちゃうのよね〜





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| こころくらぶ | 23:54 | comments(6) | trackbacks(0) |
3歩すすんで2・99・・・歩さがるけれども
 さっき、久々に窓のブラインド掃除をしました。
日頃からマメにしていれば、それほど大変じゃないかもしれないけど
ブラインド掃除って一枚一枚に埃が溜まってて一編に落とせないし、ユラユラ揺れて拭きずらいし、一度キレイになった所が重なってまた汚れが付いたりして・・・やたら手間と時間が掛かります。

窓“ガラス”の掃除なら、いっぺんに大きな面積がバーーーっと拭けて、一気にキレイになるから効率いいけど。
ブラインド掃除って、まるでプチ子に勉強(以前は生活面も)を教えているみたい・・・と、思っちゃいました。


小学校に入ってからの、この三年間は、家での学習のフォローが欠かせませんでした。
「あいうえお」から始まって、国語の読み・書き・文章理解、
算数の数字の概念、+−の意味、×÷のやり方、時計、長さ、図形、分数・小数・・・
理科に社会に、音楽の鍵盤ハーモニカ、リコーダー、書道、絵画、体育の縄跳び・ボール・マット運動・運動会のダンス・・・etc.
ひとつひとつに、家で毎日膨大な時間を費やして、スモールステップで丁寧に教えてきて、ようやく今のプチ子に至ります。まだまだ不十分ですが。
どれも、一度くらい教えても飲み込みが悪いから、分かるように、出来るようになるまで、かなりの労力と時間をかけてるのに、忘れるのはザルのように忘れるので、すべて繰り返し繰り返し・・・
根気強くやっていくしかないのです。
それは、まるで、一生懸命ひとつづつ積み重ねても積み重ねても、地獄の鬼に崩されてしまう“賽の河原”の石積みのような・・・辞めるわけにいかないけれど、なかなか捗らない苦行のようでもあり・・・
ほんとに、3歩進んで2歩どころか、2・99・・・歩も下がっちゃうような、ゆっくりとした歩みです。

たしかに、お勉強面だけを見ていたら、普通級に在籍する事には無理があるのかもしれない。
もっと丁寧にゆっくり学ばせてあげられたら・・・とも思うけど。



それでも、つい先ほど、隣のクラスのお友達が二人、突然ピンポンと やって来て、
「プチ子ちゃん、遊ぼう〜!」と我が家に尋ねて来てくれました!!

じつは、プチ子、先週の土曜日からインフルエンザで寝込んでおり、プチ子のクラス自体、明日まで学級閉鎖です。せっかく来てくれたのに、残念ながら今日もまだ遊べない旨を伝えて帰ってもらいました・・・(もしかしたら、プチ子の部屋のブランコやオモチャが主な目的かもしれないけど・・・)

それでも、こうしてお友達のほうから遊びに来てくれるなんて・・・、
しかも去年まで、ずーっと避けられるか、良くて、関わりがあっても時々意地悪されていた子なんです。(注:こないだの記事「お友達の態度は変わる」http://cocoroclub.jugem.jp/?eid=235#とは違う子です)
遊べないと聞いて、「あ、そうかー、三組学級閉鎖なんだっけ。じゃあ、プチ子ちゃんお大事にしてください」って言ってくれました。




こないだ、教育委員会の偉い人には、「いずれ高学年になると固定の支援級を考えて行ったほうが・・・」とか言われたけど、
そうしたら、こんな風にお友達が不意に尋ねてきてくれる事もないかも。
だいいち、支援級が地域の小学校10校に1校ぐらいしかないから、学区が広すぎて行き来できなさそうだし(自力じゃ)。

学校は、お勉強を学ぶだけじゃなくて、こういう友達との繋がり。
そのお友達の親御さん達というご近所の繋がり。また、町内の緑のオバサンなど違う世代の地域の人たちとの繋がり。
そういう、人が生きていく上での大事な繋がりを築ける場でもあるわけで・・・

単純に知能指数という数字だけで、遠くて全然女子がいない支援級に通わなければならない事には、なんか納得できない。
支援級が、各学校に設置されていて、もっとお友達との繋がりが持てて、個別に勉強を見てくれるのなら、話は別だけど・・・


やっぱり、今の固定級の状況じゃあ、行かせるデメリットのほうが大きいかなと思ってしまいます。

これからも、学習面では更に内容が高度になり、教えるのも付いていくのも至難の業になってくると思うけど・・・、
毎日家庭学習で補って、なんとかギリギリの線でやっていくほうがいいよね・・・。
できれば、行政の学習支援がもっと欲しいけどね〜〜〜



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| こころくらぶ | 18:53 | comments(0) | trackbacks(0) |
教育委員会との「こころくらぶ」面談 
  先週、「こころくらぶ」は教育委員会へ赴き、教育支援担当課長の方と、特別支援教育担当係長の方々に面談していただきました。

今回はkikiちゃん(のお子さまたちもインフルから復活し)、無事に一緒に行ってくれたので心強かったです。

面談に至った経緯としては、
「こころくらぶ」メンバー間で以前から話題になっていた通級指導の判定基準と、
普通級における特別支援教育の個別対応について、区の政策としての具体的なお話を聞きたいとの想いから、昨年の11月頃に一度、電話にて「こころくらぶ」という親の会として、区の特別支援教育についてお話を伺いたいとお願いをしたのですが、
文書での面談申し込みを提出したうえで、と言われて、その準備に手間取っているうちに、こんな年度末の三月になってしまったのです・・・が、
「こころくらぶ」という会の活動内容を記し、こちらの質問の趣旨にご理解いただき、ようやくこうしてお時間をいただける事になったのです。


朝10:00、立派な建物の教育センターに着くと、これまた立派な応接間に通されて、担当の先生?方を紹介されました。
お名刺をいただいて・・・、(そっかー、こっちも「こころくらぶ」専用名刺くらい作ってくるべきでした・・・)
向こうも少し構えられているような雰囲気で、面談ははじまりました。

kikiちゃんが先陣を切って、聞きたいことについて話はじめてくれて、助かりました。
その後、教育委員会の方々からは、「こころくらぶ」という会の中身や活動内容などについての質問がつづき、通級に行っている子の親御さんの会はあるようでしたが、普通級にいて障害を持つ子の会とはどのようなものか、ほぼ把握していただけたかと思います。

今回、一番聞きたかったことは、
区の特別支援教育ビジョンに掲げられている『普通学級に在籍する障害のある児童・生徒に対して、一人一人の教育ニーズに応じ、適切な教育的支援を行う』ということは具体的にどのような支援であるのか、
また、通級指導学級に入れない発達障害児についての対応はいかに行われるのか、という二点につきます。

いろいろ話合った結果、個別の対応については、やはり「個別指導計画」の充実というところで、意見が落ち着きました。
区としても、今まさに学校の現場だけではできない部分の教育支援チームづくりに力をいれている処であり、着実に進めている最中だというお話でした。

通級については、あくまでも情緒支援学級ということで、知的な遅れがない子を対象としているため、一週間に一回の指導で十分な成果が得られる児童に有効な教育支援であるとの説明でした。
つまり、くだいていえば、知的障害のある(IQ70未満)子供には、週に一回の指導をしても、元々伸ばすことは出来ない能力だという判断で、固定の支援級(旧知的障害学級)を勧めているという事らしいです。
プチ子についても、固定の特別支援級に対して生活面重視であるという見方をせずに、柔軟に検討してはどうかといった助言をしてくださりました。

ともあれ、心配していた個別指導計画について、教育委員会が学校をサポートする仕組みを作っていってくれるということ。
個別指導計画だけでなく、もっと長期のスパンでの支援について盛り込んだ教育指導計画などの作成にも、いずれ取り組んでいく予定があるということ。
などを、お聞きすることができ、とても安心して今後の特別支援教育に信頼を寄せられるようになった有意義な面談でありました。

教育委員会の方々と直接お話する機会に恵まれ、感謝しております。



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| こころくらぶ | 23:34 | comments(0) | trackbacks(0) |
校長先生と「こころくらぶ」面談
 先週の保護者会の日、授業参観の前に一時間ほど校長先生と面談していただきました。

「こころくらぶ」として、来年度に向けて幾つかお願いがあったからです。

ほんとうは、校長先生にアポイントメントを取ってくれてたkikiちゃん(副会長)と一緒に行く予定だったのですが、お子さんが三人もインフルエンザにかかってしまい、急遽、私一人で行くことになりました。
彼女の三番目のお子さんは学年での催し「二分の一成人式」があって、ずっと練習をしてきて、kikiちゃんもその参観を楽しみにしていたのに、とっても可哀相 残念だったよね・・・


今回の面談では、おもに「少人数算数」のことについて、ご相談させていただきました。

「少人数算数」とは、算数の時間にクラスを少人数に分けて学年3クラスのところを4クラスにして、担任の先生3人と少人数算数担当の先生あわせて4人の先生に教えてもらう算数の授業の進め方です。
一人の先生が一クラスを受け持つのは大体一ヶ月ほどで、単元ごとに先生の入れ替えがあるようです。時々クラスの入れ替わりもあるようです。
その分け方は、高学年は習熟度別なのだそうですが、中学年はまだ明確にそのようになっているわけではないそうです。
また、低学年については、少人数算数という制度ではなく、算数のTTの先生が加わって教えられているそうです。

昨年度、毎回単元ごとに先生が変わってしまう少人数算数の制度は、各先生方がプチ子への対応に慣れるまで毎回戸惑われるだろうし、プチ子にとっても混乱を招くのではないかと思い、できればプチ子には先生を固定して欲しいと希望したのですが、学校としては、少人数算数を通して学年の先生方それぞれが、その学年の児童全体を教える事に意義があるという説明で、固定する事はできないと言われました。

でも「こころくらぶ」には、うちの学校の他の学年のお母さんも何人かいるので話を聞くと、固定してもらっているお子さんの学年もあるようなのがわかりました。
また、視覚的に理解することが優位な子供向けに、パズルや絵本や色々と工夫された教材を使って具体的に概念を教えてもらっている学年もあるようで、そうした具体物を使っての分かりやすい授業は、他の学年にも共通して取り入れて欲しいと思い、「こころくらぶ」として校長先生にお願いにいったのです。

校長先生は、そうした具体物を使っての分かりやすい授業は、もちろん大切なことであるとの認識を示してくださり、来年度からは各学年で取り入れるよう約束してくださいました。

そしてまた、個別の対応として、おもに低学年では既に「取り出し授業」が行われていることも教わりました。「取り出し授業」とは、以前から「こころくらぶ」で話題になっていた、個別の指導を受ける授業のことです。

そ、それは〜〜〜知らなかった。
できる事なら前々からお願いしたかったけど、たしか以前できないと言われたような・・・?

校長先生が仰るには、親の側からの申し出が無いかぎり、できないそうなのですが。
学校側からの提案が無いがかぎり、知りようもなかったので、今回分かってよかったです。


その他に、IEP(個別指導計画)のことについて、
(たしか去年も作成をお願いしたのですが)、その後どうなっているのかお聞きしました。
現在は、実際に行われた特別支援を記録しているとのことでしたが、次年度から更に充実させていくという事をお約束いただきました。
ただ、IEPを作成するといっても、専門的な課題や具体的手段、その結果や評価を書式化するとなると、どうしても特別支援に詳しい知識がより求められていくわけで、普通級しかない今のうちの学校で、それを求めていくのは難しいとは思います。
実際には教育委員会なり、専門機関での作成、もしくは、教育委員会からの詳しいIEPの書き方指導などがなければ、現場の普通級しかない学校に求めても無理かなとは思ってます。
なので、じつは、明日、教育センター(教育委員会)にもアポイントをとってあるので、面談にいく予定です。

お忙しい校長先生に時間を取っていただき、じっくり話を聞いていただいたお陰で、
「こころくらぶ」の(我が校の)メンバーだけでなく、他にも支援を必要としている子みんなが共通して、来年度はさらに充実した支援を受けることができそうです。

そうした特別支援に意欲をもって取り組んでくださる校長先生以下、先生方に感謝です。



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| こころくらぶ | 23:58 | comments(0) | trackbacks(0) |
授業参観&保護者会 つづき
 保護者会の感想です。


一年間を振り返っての先生のお話で、「このクラスには、お互いに誰にでも得意な事があれば、不得意なこともある。それぞれ違うんだから、出来ないことがあっても、お互いに助け合うという気持ちが根付いている」と言われたことが印象に残りました。
先生のご指導あっての、優しくて良いクラスに恵まれて、プチ子は本当に幸せです。
(いったい他の子より優れている部分あるのか?・・・愛嬌くらいか・・・)


親からも一人一言づつ挨拶の時間がありましたが、
私は、去年までと違い、今のクラスになった四月には、みなさんに向かってハッキリと「うちの子は発達障害で・・・」とまでは告知していなく、「いろいろと出来ないことが多く、みなさんには御迷惑をおかけする事もあると思いますが、よろしくお願いします」程度の説明しかしていません。
なので、昨日も、「この一年で、先生やクラスの皆のお陰で、プチ子がどれだけ伸びたか、本当に感謝している」というようなことを言うに留めました。
もちろん、親しいママさんや、去年から同じクラスの方たちは、どういう意味だか分かっていることでしょう。
でも、よく知らない方は、とくべつ気にも留めていないと思います。
すると、どこまで知ってか知らなくてか分かりませんが、「いつも仲良くしてくれてお世話になってます・・」とか、「お隣の席の時に優しくしてくれて・・・」とか、挨拶してくれるお母様方がいらしたんです。
そんな、そんな、こちらこそ、こっちの台詞で・・・なんですが・・・、
そんな風に話しかけられるって、今まであまり無く・・・それって、じつは私の気分が去年までとは大きく違ってくることでした。
去年までは、幼稚園からずっと、プチ子が周りの皆さんに御迷惑をおかけしていてスイマセン、スイマセンって気分でしたが・・・
今年はまるで、クラスの普通に一員の子の親でいられるような気分を味わうような感じとでもいいましょうか・・・。

もちろん、いままでは幼稚園・1・2年生の時には、四月の保護者会でハッキリと公表しています。
どう見ても、一目瞭然で遅れが目立つし、みんなに迷惑をかけることもあると思ったので。
でも、今年くらいから、いよいよ、それほど取り立てて言うより、むしろ偏見を持たずに普通に扱ってもらう事がプチ子の成長を促すような気がして、あえて診断名などは言わずにきました。

そのことが、じっさい、これほど自分が皆さんと同じ仲間だと感じて楽になれることだとは、去年までは分かりませんでした。
周囲への告知は、当たり前に、しなくてはならないと思って、やっていた去年まで。
そして今は、しなくても、皆さん薄々気付くなり、察するなり、でも済まされるかな?と思えるまでに成長したプチ子。

一年一年、プチ子とママを取り巻く状況が、軽くなってきています。




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| こころくらぶ | 23:55 | comments(2) | trackbacks(0) |
授業参観&保護者会
 昨日は、プチ子の学校の授業参観がありました。

学年末の授業参観といえば、いままでは大抵「国語」で班ごとに詩の朗読をするような、一年間の集大成を発表する形の授業が多かったのですが、今回は珍しく「理科」の授業。
1・2学期の学校公開でも見ていない科目だけに、プチ子がどれだけやれているのか興味津々で出かけてきました。

きのうは、磁石の性質についての実験が行われました。
磁石を擦りつけて磁力を移した鉄の棒を浮きに刺して水に浮かべるとどうなるか?という実験。(三年生にしては、ずいぶん難しい内容なのね〜と思うのは、私だけ?)

はじめに先生の説明を聞いて、その後、各自がキットを用いて実際に試します。
プチ子の席は、一番前のド真ん中。先生は、通年でプチ子をこの席に座らせてくれています。

説明を聞いているときは、鉄の棒に磁力を移すなんて、どうするのか?正直、私でも難しくて分からない・・・のに、果たしてプチ子はどんな顔をして聞いているのか???(後ろ向きで見えない)

先生が実験前の予測を尋ねても、下を向いたまま、なにやらノートにひたすら書き込んでいます。(ぜったい、話きいていない)
みんなは、どんどん手を挙げて、いろんな意見を言えてるのに。

でも、一応、実験する段になると、班ごとに水を汲みに行く全体指示にはキチンと従えていてホッ

ただ、さきほどの説明は一切理解していないのは先生も承知のようで、鉄の棒に磁石を擦り付ける事から、発泡スチロールを刺す事、水に浮かべて観察すること、ぜんぶ手伝われていました。
その為の一番前の席なのでしょうが、なんだかお手数をかけ過ぎて、申しわけないです・・・
(もっと、自分でやれたらいいのにな〜。だいたい、手伝ってもらっていても、何をやってるか分かってるのか怪しい)
鉄の棒は、方位磁石と同じようにN極が北を指して浮くんですね〜。
先生が、その他に気付いたことを子供達に聞くと、
みんなは次々と、周りに強い磁力があると影響を受けてしまうこと、浮きを真ん中にして水平に入れないと沈んでしまうこと、などを発表していました。
みんな、すごいね〜〜。
帰ったら早速、復習しなくちゃね

プチ子は、鉄の棒に磁石を擦ることの意味は理解していないでしょう。
おそらく、家で説明しても、よく分からないかもしれません。
それを水に浮かべても、、北の方角を指すことも、なんだか知らないけど面白い・・・程度の意味しか持たず、磁力のはたらき云々には興味持たないだろう・・・
と思っていたら、今日、家で少し教えてみると、意外と昨日やった事を覚えていて、「磁石おもしろい」と言っていました。
まぁ・・・、しばらくは、性質の深い理解は置いといても、事実を記憶さえしておけば点数は取れるので、実験の結果を暗記して頑張ろう。

もっとも、私にしても、なぜ鉄の棒に磁石を擦ると磁力が移るのか?なぜ磁石のN極は北を指すのか?とか聞かれても、答えられないので・・・、
昨日の実験そのものを、どこまで本質的に理解しているかなんて、掘り下げていけばキリがなく、三年生の理解のレベルにこだわらなくても、親としては、プチ子が実験を楽しめて、そういう結果だったことを覚えられればいいやと思うことにします。


理科の授業が終わってから最後に、保護者会の前の数分で、いま音楽でやっているリコーダーの曲がクラス全員の演奏で披露されました。
プ、プチ子・・・案の定、吹く真似をしているだけで、ぜんぜん吹けていません
唯一の救い?が、私と目が合うと、満面の笑みで嬉しそうに演奏するフリをすることで・・・
ぜんぜん引け目を感じている様子や、嫌そうな素振りが見受けられないのは良いのですが。
うう〜〜〜ん、リコーダーも、家に帰って特訓です。
(だいたい、まだドレミファソラシドもロクに出来ないんだもんね。穴を指で上手く押さえられないので、市販の魚の目パッドを貼ってみたものの、逆に押さえ難いようでもあり・・・リコーダー、苦戦してます)


プチ子だけを見ていると、今までに比べて出来ることが増えてきたり、少しづつでも着実に成長していることを嬉しく思えるのですが、やっぱり同学年の他の子達を見ると、確実に皆もすっごく成長しているんだと思い知らされます。

でも、その成長の差が、幼稚園でABAを始める前、始めたばかりの頃、一昨年、去年と比べてみたら、どんどん縮んできていると思えるのは、気のせいじゃないはず。

前は、もっともっと授業にぜんぜんついていけて無かったと思うし、家で復讐しても全く理解できなくて、こっちもどう教えていいか分からなかった。
けど、今はちょっと前より何でもすぐ理解出来るようになってきています。

プチ子の更なる成長を信じて、またこれからもガンバロウ〜〜



遅くなったので、保護者会の話は明日upします!



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| こころくらぶ | 23:57 | comments(0) | trackbacks(0) |
学校でのプチ子
 きょうは、朝からプチ子のクラスでの、本の「読み聞かせ」に行ってきました。

今回は、お友達ママのAさんとペアを組んで「メイはなんにもこわくない」という本を読みました。
この本は、一学期の最初に私が読み聞かせをした「あらしのよるに」という本と、
その翌週にAさんが読んだ続編「あるはれたひに」という“嵐の夜に”シリーズ本の番外編になり、主人公の羊のメイちゃんが幼かった頃のお話です。
事前に図書館で本選びをしたとき、無邪気で可愛いメイちゃんのことを、Aさんが「なんだかプチ子ちゃんみたい」と言ってくれました。
たしかにプチ子も、いつも明るくて元気で無邪気な女の子です。
絵本の中のメイちゃんが周りのみんなに愛されているように、プチ子もずっと今の明るさと元気で周りの人達に可愛がられていけたらいいな・・・なんて思いを込めた今日の一冊です。


学校につき、教室の前の廊下で8:30まで待機していたら、プチ子が私達を見つけて寄って来て「おかあさ〜ん」と、嬉しそうにニコニコしてくれました。
まだ、母が学校に行くと喜んでくれるうちは、可愛いです。
そのうち、お兄ちゃんのように、「来んなよ!」モードになっちゃうのかな〜?
いや、男の子じゃないし、まさかあそこまで嫌がらないだろう・・・(と思いたい。)


時間になり、子供達は机を下げて私達の前に体育座りで集まりました。(席は決まってない)
プチ子は一番端っこにだけど、ちゃんと仲良しのお友達のMちゃんと並んで座ってます。
些細なことだけど、ポツンと一人ぽっちで座っているんじゃなくて、他の女子みたいにお友達とつるんでいるってことが、母には嬉しいんです。

本を読む前に、Aさんがメイと狼のペープサートを作ってきてくれて前回までのあらすじを即興で語ってくれたので、子供達はメイちゃんの世界にすんなり入っていけました。
おかげでプチ子も気が散ることなく、すっかり聞き入っていて、読み聞かせの最後までちゃんとこちらを見ることができていました。 
以前は、同学年の子達向けに読まれる本なんて、内容が高度すぎて、話がまったく分かってない様子だったけど、今日はおそらく話の内容は理解できていたようです。
進歩、進歩


終わって廊下に出てモタモタしていたら、先生が私を呼び止めて、教室の中を覗くように手招きされました。
何かと思うと、プチ子が宿題の答え合わせを始めるところで、「しずかにしてください」と皆に呼びかけていました。
ちょっと周りが煩くて、プチ子の声ははっきり聞こえなかったけど、恥ずかしがる事もなく、きちんと発表できていたようです。
この答え合わせは、毎日プチ子が最初の一問を始めるように、先生が一学期からやらせてくれているのですが、最初は小さい声しかでなかったそうなので、これも進歩です!


最後に、このあいだ聞いたばかりのプチ子の快挙をいくつか。

担任の先生は、よく電話をくれては学校での出来事やプチ子の様子を教えてくれるのですが、先日もお電話いただいたのは、体育の縄跳びのこと。
プチ子は一年生の時は5回も回せたら良いほうでしたが、いまはもっと頑張ってて、交差飛びってどうやるのか自ら先生に聞いてきたそう。
先生が付いて教えると、15分くらいでできるようになったと。以前は、新しいことを教えても飲み込み
が悪くて中々できなかったのに、ずいぶん身体能力も上がってきたようです。

もうひとつ。
クラスの『いじめアンケート』に、お友達が「OO君がプチ子ちゃんを叩いたり、からかってOOOOと呼んでいて可哀想です。」と書いてくれたそうで、そのことを書いてくれた仲良しのMちゃんにも感謝だけど、先生が二人を呼んで確かめたところ、プチ子が相手の子にハッキリと「OOOOと呼ばれたり、叩かれるのは嫌です。」と言う事が出来て、男の子が謝ったということです。
もっとも、男の子にしてみれば、プチ子の甲高い声で捲くし立てるのが癇に障ったそうで、原因はプチ子にもあるんだけど、叩くのはNGだもんね。
一度、家でも「OO君が叩いてくるから嫌だ。」と言っていたけど、事実が分からなかっただけに、学校で自分の口から言うことで、解決できたのは、とても良かったです。
先生、ありがとうございました



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| こころくらぶ | 23:37 | comments(0) | trackbacks(0) |
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