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お友達の態度は変わる
 今日も、先週とは違うお友達が四人、遊びに来てくれています。(注:途中まで、3:00PM頃に書いた記事です)

朝からの雪が家の前の道路に積もってるから、雪合戦でもできたら良かったのに、ご近所の六年生の子達に占領されてしまい、縄張り争いに敗れたプチ子たちは雪遊びは断念。家の中でお菓子を食べながら女の子らしくお喋りタイム。
プチ子は、口数は少ないけど、けっこう自然な感じで、話の輪に入っています。ホッ
ときどき、話の流れに全く関係ないことを言い出してるけど、みんな慣れているのか、そのへんは普通にスルーされていて、誰も気にしてないみたい。
さっき、二階で隠れんぼしていた時も、プチ子だけ鬼にはなってなかったけど、それも込みで仲間として扱われていて、みんな、プチ子を妹的なハンデ付き扱いで受け入れてくれて有難いです。(もちろん、そこからまた更に、いずれ同等に扱ってもらえるよう、会話力や社交のスキルアップしていかなければなりませんが)

いま、また隠れんぼが始まって、鬼を決めるジャンケンのとき、誰かが、「プチ子ちゃんは抜かそうよ」と言っていたので、
台所で聞き耳を立てていた私は思わず、「ううん、プチ子もやれるよ。前に出来てた(プロンプト入りだけど)でしょ。プチ、逃げてばかりじゃダメ。もし、わかんなくなったら、誰かに手伝ってもらえば?」と言ってしまいました。
すると、「じゃあ、プチ子ちゃんは私と一緒に鬼やろう!」と、一人の子が言ってくれて、数を数える間に、「いい?プチ子ちゃんは、探す係りね。怖い鬼じゃあ無いんだよ。怖い鬼なんて、隠れんぼのとき出てこないよ。係りだからね。」と、以前、「鬼」と言われるだけで泣いてしまうコトがあったのを考えて、優しくフォローしてくれていました。

じつをいうと、この「一緒に鬼になろう」と言ってくれたお友達は、幼稚園からずっと一緒の子で、年少の最初の頃こそ家に来て遊んだ事あったけど、プチ子のあまりの自閉症ぶりに、だんだん避けられるようになり、年長さんの頃から「プチ子ちゃんって、何なの?関わりたくないわ」オーラ全開で、プチ子が話しかけても挨拶もしてくれない。道端で会っても完全無視。何人かで遊ぶから家にこないか誘っても、学校の登下校一緒に行こうと誘っても、お母さんぐるみで拒否され続けてきた子です。

それが、今や同じクラスで、他の子達がプチ子の家で楽しく過ごしているとなると、友達つながりで来てくれるようになり、みんな普通に付き合ってるのを見て、ごく自然に接してくれるようになったのです。同じようにプチ子への見方を変えてくれた子は他にもたくさんいます。
一・二年生のころ、いや、半年前まででも、プチ子を遠巻きに見て、なんとなく避ける子はいました。

プチ子のほうも、ちょっと前までは、お友達に対してもっと萎縮していたのか?ぜんぜん喋ってなくて、みんなの話を聞くだけだったし、遊びにも参加していないような、ただ皆の動きに必死について行ってる感じだったのが、今はずっと伸び伸びと会話していて、すごく成長しました。
すると、やはり、だんだんお友達のプチ子に対する態度も前より断然仲間として見てくれるようになったんです。

学校でも、先生によると、前出の子は授業中もいろいろと手伝ってくれて、いつもサポートしてくれているそうです。先生方が上手に導いてくださったお陰も大きいと思います。

今の恵まれた状況・・・なんて、ありがたいんでしょう 


も〜、多少ベッドの上で飛び跳ねられても、布団にジュースこぼされても、何でも良いです
おやつも沢山、ココアにカルピスに、大サービスしちゃいますよ〜〜



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| こころくらぶ | 22:37 | comments(2) | trackbacks(0) |
お友達と おおぜいで遊ぶ
ここのところ、家でお友達と遊ぶ時は出来るだけピアトレーニングになるよう、もっぱら一人のお友達に来てもらって、1対1で遊ぶことが多かったプチ子。

でも今日は、久々に学校のクラスのお友達が6人やってきて、大勢で遊びました。


いままで、お友達と遊ぶ約束なんて、プチ子自身が学校で取り付けてこれるはずもなく、
一年生の頃から(いや、幼稚園のときから)ずっと、いつも親の私がお膳立てして、お母さん経由で約束していただいて、遊んでもらってきていました。

うちに来てもらうからには、たとえプチ子の相手をしてもらうにしても、「楽しかった」と思ってもらわないと次がないので、遊ぶときは必ず私も付きっきりで仲間に入るか、セラピーのある日であれば、先生にシャドーに入ってもらうかして、ピアトレを盛り上げてきました。

会話がなかなか成り立たないプチ子ですから、お友達にせいぜい喜んでもらえるように、
新しいオモチャやボール・縄跳びといった道具、粘土・折り紙等の消耗品は、常に取り揃えていました。

部屋の中にブランコを取り付け、小さいトランポリンやテントも用意し、二段ベッドには梯子をつけて登り降り自由にして、とにかく「プチ子ちゃんの家にいくと楽しい!」と思ってもらえるよう努めてきた甲斐あって、いつのまにか我が家は大人気になりました。

三年生にもなると、周りの子達は、親を介さず自分でどんどん約束してくるので、
プチ子がよく分かってなくても、私に伝えられてなくても、気が付いたら、たくさんの子がうちに押しかけてくるようになりました。

そのうち、あんまり大勢で急にお邪魔しちゃいけないと、家の人に言われたか、
自分たちで気付いたのか定かじゃないけど、ちゃんと私宛にお手紙をくれるようになりました。
「プチ子ちゃんのお母さんへ。明日、プチ子ちゃんのお家にOOちゃん・OOちゃん・OOちゃん・OOちゃん・OOちゃん・OOちゃんと私で遊びに行ってもいいですか。もし、よかったら、私のお母さんにメールしてください。OO」だって。
立派なお手紙に感心してしまいました〜。

ただ、夏ごろまでは、あまり大勢のなかではプチ子が一言も話せなかったり、みんなとの会話にもついていけなかったので、もう少しピアトレをして、お友達と遊ぶスキルを上げないといけないという事になり、その後、しばらくは、いっぺんに大勢のお友達にきてもらわないようにしました。

それで、ここ数ヶ月は、ずっと一人のお友達(二学期から仲良くなった親友ともいえる子)か、せいぜい三人までで遊んでいました。

でも、きのう久々にまた、私宛のお手紙をいただきました。
「プチ子ちゃんのママへ。明日、OOちゃん・OOちゃん・OOちゃん・OOちゃん・OOちゃんが遊びにいきます。来週は、OOちゃん・OOちゃん・OOちゃん・OOちゃんです。いいですか?もし、よければ、プチ子ちゃんに伝えてください。」と、ありました。
(すでに、来週の予約まで入れてくるなんて、仲間同士で仕切って、先の計画を立てられる健常の子に驚き )

せっかく、来たいと言ってくれてるんだから、たまには1対1じゃなくても、大勢で遊びに来てもらうことにしました。


そして、きょう、6人のお友達がやってきて、子供部屋のドアは彼女らによって締め切られ、もうお母さんの入る余地はなくなりました。
何をやってるか覗かせてもらえない私は、心配で・・・廊下でオヤツを持って聞き耳を立てていました。

すると、そんなに回数は多くないけど、時々プチ子も会話に入って、ちゃんと大きな声で二言三言しゃべっていました

お友達みんなも、以前より話しができるようになったプチ子を、より人間扱いしてくれる・・・というか、前より仲間にいれてくれているようです。たとえば、ヒソヒソ話をした後で、「あ、プチ子ちゃんのことじゃないよ」と言ったり。(前は、どうせ分からないからと、話かけられていなかった)

それだけ、プチ子が意外と理解している事を分かってもらえてきているわけで・・・
それは、学校の授業や色んな場面で、やはり前より出来る事が少しづつ増えたからこそ、認めてもらえるようになった証だと思います。

部屋を閉め切って遊んだ後、お外に出て「めちゃぶつけ」(ドッジボールの枠無い版)を始めた時も、私は二階の窓からプチ子の様子をストーカーのように窺っていました。

途中で、プチ子、急に「ひぃ〜〜〜ん」と泣きだしました。
どうしたのかと心配してたら、お友達みんながプチ子に寄っていって、
「プチ子ちゃん、どうした?」と聞いてくれてました。
「恐い〜」と、一言しか返せないプチ子。
でも、前だったら、何も言えずに、ただ泣き続けるだけだったよね。
ちゃんと「恐い」って言えたから、お友達も「何が恐いの?言わなきゃ分からないよ」と聞いてくれました。
そしたら、またハッキリと「ボール」と答えることが出来ていました。

やったー!!泣いてしまって、かなりテンション下がっていても、コミュニケーション成立してるよ〜〜〜!しかも、相手は複数で、いつもの気を許している親友じゃないのに。
プチ子、成長しました。
ああいう場面で、自分の思うことを伝えられるようになったのは、すごく大きな進歩です。

おかげで、「じゃあ、ボール受け止めなくても、逃げればいいんだよ。こういう風に。やってごらん。・・・ほら、できるじゃん。上手に逃げられているよ。」と、解決策も見出されて、プチ子は楽しく遊び続けることが出来ていました。
何より、お友達が、今までの、私やセラピスト先生の“プチ子への声かけ”の仕方を覚えていてくれて、難しい事が出来た後のプチ子に、ちゃんと「出来たね!」と強化してくれていたのが印象的まさに、ABAだわ〜〜。

しらないうちに、プチ子の周りに大勢の“助けてくれる仲間”でもあるお友達が、出来てきているようです・・・


普通級に入れて良かった

良いお手本に囲まれて、お友達の言動を見て覚えて、真似して・・・
(もちろん、黙っていてそうなるわけではないので、シャドーによるプロンプトを入れて、段々できるようになったんですが)

そうしたら、嬉しいことに、時にはお友達が先生となり、手助けしてくれて、仲間に入れてくれて・・・

こういう環境のおかげで、プチ子がこの三年でどれだけ伸びたか、計り知れません。

みんな、ありがとう〜〜〜




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| こころくらぶ | 00:24 | comments(4) | trackbacks(0) |
ダンス発表会
 今日は、地域の青少年センターのホールで、プチ子が毎週参加している児童館のダンスクラスの発表をする催しがありました。

区内の各児童館で行なっている活動には、ダンス、お囃子、ハンドベルなどがあり、
それぞれ、この日のために半年かけて練習してきました。

会場の司会をはじめ、照明や音響などには、地元の中高生たちがスタッフに加わり、
手作り感いっぱい。途中に高校生のダンスや楽器演奏などの出し物もしてくれました。

プチ子の児童館のチームは、お昼の部の三組目でした。
家で、早めのお昼を食べて、いつもの児童館に集合。
一度、通し練習をしてから、先生と親で引率して、会場に向かって並んで歩いていきました。
プチ子は、仲良しのお友達と手をつないで、楽しそうにお喋りしながら歩けていました。
道中の交通安全のための引率を兼ねてるけど、じつはシャドー狙いだった私は、一安心

自分たちの番になるまでの間は、客席に座って、他のチームの発表を見ます。
プチ子達の直前に、高校生のバンドが出演してくれたのですが・・・

会場は、児童館に通う小学生とその親で埋めつくされた中、
一曲目は、申し訳なさそうに「たぶん、皆さん知らないと思いますが、OOOO(私も知らない曲)です。聞いてください」と始まった曲は・・・、たしかに会場中がシ〜〜ンとして盛り上がらず。

マズイ!と思ったらしい彼らは・・・二曲目に入る前に何やらゴニョゴニョと揉め始め、
ドラムの子が「みんなは、AKBとかの方が好きかな・・・?」とつぶやいたが最後、
会場中の子供たちが「わ〜〜〜い!AKB!AKB!」と喜んじゃって、手拍子。

ボーカルの子は、「どうすんだよ、俺、歌詞しらねーし!」と言ってるのに、
ギターの子がコードを弾き始めてしまい・・・もう、後には引けなくなった彼らは、
急遽、「会場のみんなで歌ってね〜!」と、AKBのヘビーローテーションを演奏してくれました。
もう、プチ子はノリノリで席を立って踊り始めちゃいました!(←もちろん、隣に座ってるお友達に腕を引っ張って座らせられてた)
可哀相だったのが、ボーカル君・・・
歌詞も分からず、「こんな筈じゃなかったのに、俺・・・」モード全開の立ち姿で、下を向いてマイクを客席に向けて、真ん中に立っていました きっと、時間をかけて練習してきた曲があったはずなのにね・・・ 
小学生に合わせてくれて、ありがとう〜!

ま、おかげで緊張していたプチ子達も、本番前にすっかりリラックス。
舞台に上がると、とっても元気に、いきものががりの「ありがとう」と、
NYCの「100%勇気」の2曲のダンスを披露してくれました。
プチ子も、ところどころ堂々と間違えながらも、日頃の練習の成果を存分に発揮して、
楽しそうに踊っていました。



たしかに、フォーメーションが変わる時に一人遅れちゃったり、
クルッと回る時にプチ子だけ反対回りしちゃったりしてはいたけど・・・
それでも、特に一人だけ際立って目立って間違っていたのではなくて、
じゅうぶん他の子達に溶け込めていました。

帰り、また児童館に戻って、館長先生から褒めてもらい、みんなにお菓子が配られて、
自分たちの踊ったビデオを鑑賞しました。

プチ子、ここでもまた嬉しくなっちゃって、一人立ち上がって曲に合わせて踊り始めましたが、
やはりまた隣に座ってるお友達が座るように促してくれていました。

このダンスチーム、その仲良しのお友達がいるからこそ、去年入りたいと言い出したのです。
仲良く毎週通って、こんなに楽しく踊れるようになるとは最初は思っていなかっただけに、本当に感激!
これからもずっと続けられたらいいな〜と、思った矢先・・・、
その子のママとお話してたら、「うちは、来年四年生になったら、ブラスバンドをやりたいって言ってるんですよ〜」だって! ガーン

彼女がいてくれての、楽しく通えてたダンスだったのに・・・
お願い!やめないで〜〜〜!!とすがりたいけど、せっかくブラバンに興味あるんだもんね。
プチ子には、集団で楽器を演奏するなんて、とうてい無理だし。
四月からどうしよう〜〜

彼女がいないと、今日も他の子には、「さっきから何言ってるの?違うに決まってるじゃん!」とか、
キツい言い方されてた・・・

様子をみるしかないか・・・。




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| こころくらぶ | 23:14 | comments(0) | trackbacks(0) |
こころくらぶ の星
 今日、ひさしぶりに「こころくらぶ」のメンバーで集まりました。

といっても、お仕事をされている方もいるので、来れる人だけファミレスで・・・
(最近、ぜんぜん会議室が取れてなく・・・そうだ、地域団体登録の更新しなきゃいけないんだった〜!忘れてた)

そして、この度、そのメンバーの一人に、とっても嬉しいコトがありました

中学三年のS君が、都立永福学園に合格したのです
おめでとう〜〜〜〜!!

都立永福学園は、生徒全員の企業就労の実現、社会自立・社会貢献の達成を学校理念に掲げる特別支援校で、一学年100人ほど。なんと!100%近くの就職率を誇っています。

S君は、現在、地元の学区の中学校(普通級)に在籍されています。
その中学校は、区に三つしかない中学の通級学級を併設しているのですが、
S君の場合は、支援が必要なのにも関わらず、判定会の結果で通級には入れてもらえず、この三年間は何の支援もなく普通級に通われてきました。

ご両親は、一昨年の二年生の頃から進学先をいろいろと検討されてきて、
早くから幾つもの学校説明会に出向かれるなどして努力してこられた事、私は聞いていました。

永福学園は、後期試験では他県からの生徒も募集するし、学力試験も面接もあります。
S君も、この秋には入試にむけての面接の練習をするなどして、がんばってきました。

その甲斐あっての、晴れて難関といわれる永福学園への入学の切符を手に入れたのです。

合格発表の日には、親子でドキドキしながら掲示を見に行かれ、
S君は自分の目で番号を確かめると、「ぼく、これから頑張るよ!!」と言ってくれたそうです。
合格の喜びを握り締め、将来なりたい仕事も教えてくれたそうです。
良かった ほんとうにおめでとう!!

きっと彼にとって、この合格発表はとても良い成功体験となったでしょう。
がんばって希望の仕事につけるよう、心から応援しています。

S君は、「こころくらぶ」で一番最年長のお子さんなので、
いつも皆より一歩先を経験して、私たち後輩に道を切り開いてくれています。

S君ママは、よく考えたら、何かと教えてくれるばかりの立場で・・・
私たちから知らない情報が得られるわけでもないのに、いつもとても協力的に参加してくれます。
そうそう、この「こころくらぶ」というネーミングも彼女が考えてくれたものです。

何年か先の先輩として、S君とS君ママさんの歩んだ軌跡は、私たちにとっての道標です。
S君のこれからの輝かしい未来に精一杯エールを送ります!



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| こころくらぶ | 23:23 | comments(3) | trackbacks(0) |
受験から一年
 また しばらくブログお休みしていて スイマセン

お兄ちゃんの学校(私立中学)は、二月の頭はず〜っと入試休みなので、
プチ子にも学校を休ませて、家族で帰省したり、週末はスキーに行ったりしていました



思えば、去年の今頃はドン底でした・・・

まさか行けないハズはないと思っていた第一志望の中学に、見事落ちてしまったお兄ちゃん

本人も相当悔しかったと思うけど、私の前では努めて明るく・・・
すぐに気持ちを切り替えて、「第二志望校に行くのが楽しみだ」と言ってくれていました。

それに引き換え、親の私は、10日経った今頃になっても、まだまだ悔やまれていて・・・
なんで落ちたのか?とか、
まさか、思い描いていた学校じゃないところに行くなんて〜〜!とか、
いつまでも、落ちた事実を受け入れられないで、泣いていましたっけ・・・

あ、また気持ちが再燃してきた・・・

よく、志望校の倍率なんか見ると、3倍強とか書かれていたのは知っていたのに、
実際には厳しい競争のはずなのに、なんとなく、タカをくくっていたというか・・・
お兄ちゃんは、志望校別の模試なんかでは、だいたい一位かそこらへんで上位を取ってたし、合格率も最高の80%以上だったのもあって、受からないワケないと思っていたんですよね〜

倍率3倍と言われても、あくまでも、うちの子は合格する1/3に入っていて、
落ちる可能性の高い2/3の人は、チャレンジ受験の人達なのかと思っていたら、
その落ちた2/3の方に我が子が含まれていた!!っちゅう衝撃。

単に、私が能天気なだけだったんですけどね・・・
まさか模試で一番を取ったりしていた息子が落ちるとは想像していませんでした

試験は水物。とはよく言ったもので・・・

何だったんだろう?と未だに時々思うけど・・・

でも、去年の今頃にも、落ち込む私に周りの友達は、
「きっと、何かの思し召しなんだよ。縁あって行くことになった学校が、合ってる学校なんだよ。」と言ってくれていて、その時は仕方なく自分にもそう言い聞かせていたけど・・・、
(去年の記事「「いまごろ立ち直りました」http://cocoroclub.jugem.jp/?eid=134#
と「受験おわりました」http://cocoroclub.jugem.jp/?eid=133#にその苦悩ぶり書いています)
今になってみればホントその通りでした。

いま、お兄ちゃんは毎日学校が楽しくてしょうがないそうです。
友達もいっぱいできて、クラスの担任の先生が尊敬できる素晴らしい先生で、大好きだそうです。
どの科目もけっこう宿題は沢山出るし、毎日追試なども熱心にやってくれて、学習指導は万全な所や、生活・風紀面で厳しすぎる?くらいの所は、むしろお兄ちゃんには合っていたように思います。

第一志望の学校は自由なところが良いなと思っていたけど・・・
それはシッカリしているお子さんなら、自らを律してキチンと勉強できるかもしれないけど、
うちのお兄ちゃんなら、だらける一方だったかもしれないし


これで良かったんだと、今では心底思えます。


今も土曜の朝、プチ子の国立(くにたち)のバレエに行く時は、いつも車で中央道を通っていくんですが・・・
去年は、土曜日には朝一で池袋の塾(志望校別コース)に六年生のお兄ちゃんを送り届けてから、その後、プチ子を乗せて急いで中央フリーウェイを走って冬の澄んだ空気の中にそびえ立つ富士山を見ながら、合格を信じて通ったものです。

そして今年は、けっきょくお兄ちゃんは違う学校に行ってるけど、
あいかわらず富士山は綺麗だし、プチ子はバレエのレッスンを楽しみにして後部座席に乗ってます。

私は昔から中央高速に乗ると必ず確認しなきゃ気が済まない、
右に見える競馬場と、左にはビール工場(歳がバレる〜?最近は、これすら知らない人も多いかもしれないけど・・・)を見ながら運転しつつ、去年の今頃を振り返り・・・

思い描いていた結果とは違ったけど、
一生懸命やった経験は、きっとお兄ちゃんにとっても糧となってるに違いないだろうし、
親子で目標に向かって頑張った時期は、後から考えても、かけがえのない貴重な日々だったなと、つくづく思うのでした。



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| こころくらぶ | 00:35 | comments(2) | trackbacks(0) |
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