就学のこと 〜自己紹介3 その6〜
2010.10.01 Friday | category:ブコより プチ子の生い立ち(就学編)
今日は「都民の日」で学校はお休みでした。
お兄ちゃんは、朝はやくから友達とディズニーランドへ。(まだ帰ってきてません)
でも、プチ子はいつもどおり、午後はおうちでABAのセラピーがあるので、行きませんでした。
可哀そうだけど、実はディズニーランドが大の苦手だからいいんです。
いままでランドに二回、シーに一回、プチ子を連れて行きましたが、何が嫌って、とにかく着ぐるみ程この世で苦手な物はないのです。
ゲート入場する手前から、遠くにチラッとミッキーの後姿が見えただけで、恐がって泣き叫び、毎回30分くらいは入れないんです。
もちろん入場してからも、何処かにミッキーやプーさんが居やしないかビクビクしながら過ごし、いち早く見つけてはママに抱っこでしがみついて逃げる為に(ふつう逆の目的でしょうけど)、目を凝らして探すのに必死です。
イッツ・ア・スモール・ワールドすら、お人形にビクビクしてたからね〜(^^;)毎回あまり楽しめてないんです。
高速道路で浦安近辺を通るだけでも、「ディズニー行くの?おにんぎょ、いるの?」とビクビクする位だからもう連れて行きません。
こんなにデイズニーランドを嫌がる子供がいるなんて、ウォルト・デイズニーも想定外でしょう・・・
かくして、プチ子は今日もセラピストの先生とお勉強です。
上手に奮起させてくれて、好きな強化子で定着を図りながらのお勉強なので、基本、先生が来るのは楽しみになってます。
さて、我が家がABAのセラピーを受けるようになった最大のキッカケは、就学が絡んできたからでした。
プチ子は現在、普通級に通っていますが、就学に当たっては色々と乗り越えなければならない壁がありました。それについては、いつか書こう書こうと思っていたのですが・・・
最近、自分がブログを始めてから、ようやく他の人のブログというものを読むようになり、私のお気に入りのブログ「なっちゃんのおうちへようこそ」を書いていらっしゃる小春さんとコメントのやりとりをさせて頂いています(リンクご参照ください)。幼稚園に通うお子さんの話がとても可愛いのです。
まだ幼稚園児を抱えている方にとっては、あくまで私個人の場合ですが、就学で苦労した経験談をお伝えすることが何かしらお役に立つかもしれないと思い、今日から集中して書いていくつもりです。
娘がまだ年中さんの春、ず〜っとノンビリと隔週の療育を受けながら、定型の子たちに囲まれて幼稚園に通っていれば、そのうち皆に追いつくのかと思っていた私は、ある日突然、発達センターの先生から「特別支援学級の見学会」というお手紙を「今月のお便りです」と言って手渡され、不思議に思いました。
毎月お便りなんか一回も貰ってないのに、何が今月のお便りなわけ?
そんな変な言い方で渡すなんて、何か言いずらい事でも言わずに伝えたいわけ?
と、訝しげに思いながらも、一応、うちから近い支援級併設校を二つ見学に行きました。
それと平行して、教育委員会が用意してくれた「特別支援教育を受けている先輩ママのお話を聞く会」にも案内されるままに行ってきました。
その時点では、何が良いのかもよく分からず、ただ支援学級と学校の違いや、それぞれの支援級での指導に違いがある事がわかった程度でした。
ただ、私はプチ子が発達障害だと分かってからも、なんとか卒園までには追いついて普通級に行けるものだと漠然と思っていたので、見学会等に行った後で、その案内をくれた発達センターの担当の先生に「プチ子は普通級には厳しいということですか?」と聞いてみて、ようやくその先生から「おそらく。そうだと思います。」といわれた言葉にとても驚きました。
加えて、「たとえ無理して普通級に行ったとしても、先生方からは受け入れ体制がないから迷惑だという声を聞いてますからね〜」と聞かされました。
この日が、プチ子を産んでから一番ショックを受けた日でした。
障害があっても、別にいいじゃないかと。
のんびり、その子のペースで成長していけば、いつか必ず花開く日が来る。
予後は不良とかいわれても、親も先生も一緒に協力して療育をしていけば、絶対成長していける!
とか思っていたのに、「迷惑だ」という、社会的に差別される現実に初めてぶち当たったのです。
親が行かせたいと思って入学させても、先生方は「一緒に育てていきましょう!」と助けてくれるのではなく、迷惑がるのか・・・という現実と、発達センターの担当先生までもが、親の気持ちの側ではなく、(おそらく知り合いが沢山いるのでしょう)学校の先生の肩を持つ発言を平気でしてくる現実・・・
その背後には、「だって障害があるんだもの、一般社会には入れなくて当然でしょう?」というような一般常識がまかり通っているのだと実感して、ゾッとしました。
じゃあ、一般社会って、なんですか?障害や異質なものを締め出して、画一化された人だけで構成される社会ですか?・・・それこそ逆に不自然で不健全な社会じゃないんですか???
とか・・・色々と悔しい思いが巡って、この夜私はプチ子の障害が分かってから初めて泣きました。
また、あんまり長いんで、続きは次回・・・
ブコ
お兄ちゃんは、朝はやくから友達とディズニーランドへ。(まだ帰ってきてません)
でも、プチ子はいつもどおり、午後はおうちでABAのセラピーがあるので、行きませんでした。
可哀そうだけど、実はディズニーランドが大の苦手だからいいんです。
いままでランドに二回、シーに一回、プチ子を連れて行きましたが、何が嫌って、とにかく着ぐるみ程この世で苦手な物はないのです。
ゲート入場する手前から、遠くにチラッとミッキーの後姿が見えただけで、恐がって泣き叫び、毎回30分くらいは入れないんです。
もちろん入場してからも、何処かにミッキーやプーさんが居やしないかビクビクしながら過ごし、いち早く見つけてはママに抱っこでしがみついて逃げる為に(ふつう逆の目的でしょうけど)、目を凝らして探すのに必死です。
イッツ・ア・スモール・ワールドすら、お人形にビクビクしてたからね〜(^^;)毎回あまり楽しめてないんです。
高速道路で浦安近辺を通るだけでも、「ディズニー行くの?おにんぎょ、いるの?」とビクビクする位だからもう連れて行きません。
こんなにデイズニーランドを嫌がる子供がいるなんて、ウォルト・デイズニーも想定外でしょう・・・
かくして、プチ子は今日もセラピストの先生とお勉強です。
上手に奮起させてくれて、好きな強化子で定着を図りながらのお勉強なので、基本、先生が来るのは楽しみになってます。
さて、我が家がABAのセラピーを受けるようになった最大のキッカケは、就学が絡んできたからでした。
プチ子は現在、普通級に通っていますが、就学に当たっては色々と乗り越えなければならない壁がありました。それについては、いつか書こう書こうと思っていたのですが・・・
最近、自分がブログを始めてから、ようやく他の人のブログというものを読むようになり、私のお気に入りのブログ「なっちゃんのおうちへようこそ」を書いていらっしゃる小春さんとコメントのやりとりをさせて頂いています(リンクご参照ください)。幼稚園に通うお子さんの話がとても可愛いのです。
まだ幼稚園児を抱えている方にとっては、あくまで私個人の場合ですが、就学で苦労した経験談をお伝えすることが何かしらお役に立つかもしれないと思い、今日から集中して書いていくつもりです。
娘がまだ年中さんの春、ず〜っとノンビリと隔週の療育を受けながら、定型の子たちに囲まれて幼稚園に通っていれば、そのうち皆に追いつくのかと思っていた私は、ある日突然、発達センターの先生から「特別支援学級の見学会」というお手紙を「今月のお便りです」と言って手渡され、不思議に思いました。
毎月お便りなんか一回も貰ってないのに、何が今月のお便りなわけ?
そんな変な言い方で渡すなんて、何か言いずらい事でも言わずに伝えたいわけ?
と、訝しげに思いながらも、一応、うちから近い支援級併設校を二つ見学に行きました。
それと平行して、教育委員会が用意してくれた「特別支援教育を受けている先輩ママのお話を聞く会」にも案内されるままに行ってきました。
その時点では、何が良いのかもよく分からず、ただ支援学級と学校の違いや、それぞれの支援級での指導に違いがある事がわかった程度でした。
ただ、私はプチ子が発達障害だと分かってからも、なんとか卒園までには追いついて普通級に行けるものだと漠然と思っていたので、見学会等に行った後で、その案内をくれた発達センターの担当の先生に「プチ子は普通級には厳しいということですか?」と聞いてみて、ようやくその先生から「おそらく。そうだと思います。」といわれた言葉にとても驚きました。
加えて、「たとえ無理して普通級に行ったとしても、先生方からは受け入れ体制がないから迷惑だという声を聞いてますからね〜」と聞かされました。
この日が、プチ子を産んでから一番ショックを受けた日でした。
障害があっても、別にいいじゃないかと。
のんびり、その子のペースで成長していけば、いつか必ず花開く日が来る。
予後は不良とかいわれても、親も先生も一緒に協力して療育をしていけば、絶対成長していける!
とか思っていたのに、「迷惑だ」という、社会的に差別される現実に初めてぶち当たったのです。
親が行かせたいと思って入学させても、先生方は「一緒に育てていきましょう!」と助けてくれるのではなく、迷惑がるのか・・・という現実と、発達センターの担当先生までもが、親の気持ちの側ではなく、(おそらく知り合いが沢山いるのでしょう)学校の先生の肩を持つ発言を平気でしてくる現実・・・
その背後には、「だって障害があるんだもの、一般社会には入れなくて当然でしょう?」というような一般常識がまかり通っているのだと実感して、ゾッとしました。
じゃあ、一般社会って、なんですか?障害や異質なものを締め出して、画一化された人だけで構成される社会ですか?・・・それこそ逆に不自然で不健全な社会じゃないんですか???
とか・・・色々と悔しい思いが巡って、この夜私はプチ子の障害が分かってから初めて泣きました。
また、あんまり長いんで、続きは次回・・・
ブコ
Comment
ブコさんこんにちは、私のブログを紹介してくださってありがとうございます。
なっちゃんの様子も可愛いと言ってくださって嬉しいです、私も親ばかですが可愛いと思っています(笑)
プチ子ちゃんの就学のお話、担当の先生の「迷惑」発言ひどいですね。
自分の事のように腹が立ちました。
不安を抱えて療育センターに通う人を配慮してたら絶対に出ない言葉だと思うのですが。
これからもプチ子ちゃんの歩み、興味深く読ませていただきます。
最近ブログ仲間さん(もちろん発達障害のお子さんのお母さんなのですが)に、小規模特認校というものがあると初めて知りました。
東京では八王子にあるそうですが、少人数で自然を生かした独特の教育をしているそうで、人気があるそうです。
八王子、遠くていけませんが(^^;)
うちも普通級を目指してはいますが、全く問題無く過ごせるとは思っていませんので、一般的な公立校のスタイル以外の小学校がたくさんあって選べたらいいのになぁと思いました。
なっちゃんの様子も可愛いと言ってくださって嬉しいです、私も親ばかですが可愛いと思っています(笑)
プチ子ちゃんの就学のお話、担当の先生の「迷惑」発言ひどいですね。
自分の事のように腹が立ちました。
不安を抱えて療育センターに通う人を配慮してたら絶対に出ない言葉だと思うのですが。
これからもプチ子ちゃんの歩み、興味深く読ませていただきます。
最近ブログ仲間さん(もちろん発達障害のお子さんのお母さんなのですが)に、小規模特認校というものがあると初めて知りました。
東京では八王子にあるそうですが、少人数で自然を生かした独特の教育をしているそうで、人気があるそうです。
八王子、遠くていけませんが(^^;)
うちも普通級を目指してはいますが、全く問題無く過ごせるとは思っていませんので、一般的な公立校のスタイル以外の小学校がたくさんあって選べたらいいのになぁと思いました。
Posted by: 小春 |at: 2010/10/04 1:50 PM
一緒になって腹立ててくれてありがとう〜(^^)p
八王子の特認校は私立?ってことかしら。
子供に良さそうな私立の学校って、都内にもいくつかあるようですよね。
私も千葉や北海道のシュタイナー学校とか憧れて調べたりしてます。
でも・・、現実には兄弟児の生活もあるし・・・。
学校選び、ほんと難しいと思いますが、時間かけて納得のいく結論を出される事祈ってます。
八王子の特認校は私立?ってことかしら。
子供に良さそうな私立の学校って、都内にもいくつかあるようですよね。
私も千葉や北海道のシュタイナー学校とか憧れて調べたりしてます。
でも・・、現実には兄弟児の生活もあるし・・・。
学校選び、ほんと難しいと思いますが、時間かけて納得のいく結論を出される事祈ってます。
Posted by: ブコ |at: 2010/10/04 10:12 PM
はじめまして。
ABAセラピーの記事を読ませていただいていたら、就学についての記事もあったので、興味深く読ませていただきました。年長の自閉症の男の子がいます。就学について悩んでいるところです。
療育についても本人にとって何がいいのか分からない状態です。
いろいろ勉強をさせてください。
ABAセラピーの記事を読ませていただいていたら、就学についての記事もあったので、興味深く読ませていただきました。年長の自閉症の男の子がいます。就学について悩んでいるところです。
療育についても本人にとって何がいいのか分からない状態です。
いろいろ勉強をさせてください。
Posted by: youtach |at: 2010/10/23 11:36 PM
「こころくらぶ」へようこそ!
就学の時期は、本当に色々と一番悩まれると思います。
でも希望を高く持って、前向きに頑張ってください。親が「これでいい」と思った所が、子供の能力に繋がると信じています。
苦労も多いけど、一つでも成長できると喜びもヒトシオですよね!
就学の時期は、本当に色々と一番悩まれると思います。
でも希望を高く持って、前向きに頑張ってください。親が「これでいい」と思った所が、子供の能力に繋がると信じています。
苦労も多いけど、一つでも成長できると喜びもヒトシオですよね!
Posted by: ブコ |at: 2010/10/24 11:40 AM
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